2015年4月21日火曜日

望ましいFC加盟店契約を考える

 今日は、「より望ましいFC加盟店契約」について書きたいと思います。

  1. 契約期間の延長
  2. ロイヤリティ(チャージ)体系の見直し
  3. 労務管理に関する事項についての本部支援
以上の3点について述べます。

契約期間の延長


 現在、FC契約期間は最も長いチェーン(セブン-イレブン)で15年となっています。この15年を最低ラインとして、できる限り長期にわたって安心して経営ができる環境をつくることが望ましいと考えます。
 その際、「契約更新」可否の判断について、本部と加盟店オーナーの双方が実質的に対等な立場で交渉できる契約内容が望まれます。
 また、中途解約契約解除にあたっては、当事者の一方に有利・不利とならないよう、違約金等は公正に定める必要があります。

ロイヤリティ(チャージ)体系の見直し


 現在の各チェーンのロイヤリティ体系には、社会環境や経済情勢の変化に対応して見直す仕組みがありません。契約時の条件によって、固定的なロイヤリティ体系が決定されます。
 物価上昇率や平均給与額、年金額等の経済指標に連動させたロイヤリティの改定基準を定める等の対応が望まれます。
 また、深夜営業については一定の基準を設けた上で、深夜営業の実施について加盟店オーナーの選択制とする等の柔軟な対応が望まれます。

労務管理に関する事項についての本部支援


 現在は、労基法に定めがある年次有給休暇の取得や、社会保険加入等の社会的要請に加盟店が十分に応えられる状況にありません。
 また、最低賃金水準を十分に上回り、他業界と比較しても遜色がない程度に加盟店従業員の賃金・待遇を保つための措置が望まれます。
 労務に関する諸法令を加盟店が遵守するための標準的な収益モデルを試算し、それをロイヤリティに反映させる、あるいは一定の補助を加盟店に対して行う等の措置が望まれます。


 本部と加盟店は共存共栄の理念の下、車の両輪となって、ともにお客様の利便性と満足度向上のために歩みを進めて行かなければ、業界の末永い繁栄は築かれないと思います。お店の疲弊がやがて業界の更なる発展を妨げる原因となることを強く危惧します。

 毎日、多くのお客様と接しているのはお店の従業員さんです。従業員さんの待遇改善を実現するとともに、長期的視点で従業員さんの育成とレベルアップを図ることがお店の、そして業界の発展・繁栄のための大きな原動力になるものと考えます。

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