2016年3月28日月曜日

ファミマが海外配送業務に参入

 本日の日経新聞トップに記事が出ています。
ファミマがアジア配送
ファミリーマートは 日本郵政グループと提携し海外配送業務に参入する。国内の店舗で荷物を預かり、ファミマの海外店舗で受け取れるようにする。

 これは主に訪日客が日本での買い物を自国に送ることを想定したサービスのようです。

 私が先日、香港へ行った時に苦労したのが荷物の多さです。お菓子などのお土産を合わせると、帰国時には予想以上の荷物の量になってしまいます。

 この荷物の一部をコンビニから送り、帰国後に近所のコンビニで受け取れれば便利なことは間違いないでしょう。

 ただ、荷物を預かるコンビニ店舗は大変でしょう。荷造りがきちんとできているかなど受付時に確認すべきことが多く、時間もかかるでしょう。

 言葉の問題や配送トラブルの懸念もあって、店舗にかかる人的・心理的負担にはかなり大きなものがあります。

 この店舗が感じる負担感を軽減する対応をサービス導入時に本部がとらないと、お店の経営環境を悪化させるだけのような気がします。

2016年3月18日金曜日

香港に行って感じた日本のサービスレベルの高さ

 息子の春休みを利用して、香港に駐在している弟のところに2人で遊びに行ってきました。

 香港に行って日本との違いに驚いたことは、

  • 海外からの旅行客に対して冷たい
  • 接客がぶっきらぼうな店員が多い
  • 食事の時に注文したものが来なかったりする(いい加減
  • 道を尋ねても不親切な対応をされることがある(「あっちで聞け」のような対応)
  • コンビニをはじめ、トイレをお客様に自由に利用させるお店がほとんどない
  • バスの運転が乱暴
  • 電車内で携帯電話で大声で話す人がいる(香港ではマナー違反ではない)

などで、日本の接客やサービスに慣れている人は香港で食事や買い物をするとストレスが溜まるかもしれません。私もその1人です。

 ですが、香港の人々にとってはこれが当たり前なのです。国民性習慣・ルールの違いとはいえ、そこにはあまりにも大きな差があります。

 同時に、日本の接客やサービスは国際的にみても非常に高いレベルにあるのではないかと感じました。もしかしたら異常と言えるレベルなのかもしれません。

 帰国して成田で入国審査を受けた時の日本人審査官の優しい対応に「日本に帰ってきた」という嬉しさのようなものが込み上げてきました。

 日本に来た海外旅行者の目には、日本のサービスはどのように映るのでしょうか。

2016年3月11日金曜日

注目されるオムニチャネルの成否

 イトーヨーカ堂が2017年2月までに約20店舗を閉鎖すると報道されました。

 すでにイトーヨーカ堂は今後3年間で約40店舗を閉めると発表していますが、これを前倒しで実施するかたちとなっています。

 リストラを早める背景には、何か力が働くものがあるのでしょうか。

 イトーヨーカ堂の2016年2月期の本決算では相当厳しい数字が予想されているため、株主への対応としても早く手を打つ必要があるのでしょう。

 その中で注目されるのはオムニチャネルの成否です。

 グループとして巨額の投資をしてスタートさせたオムニチャネルですので、目に見える成果を早く出して株主を安心させなければならない状況でしょう。

 ただ、セブン-イレブン店のオムニチャネルの状況をみる限りでは、あまり芳しくない印象を受けます。オムニチャネルの特集を組んでいる業界誌(激流4月号)を読んで受ける印象とはかなり異なります。

 決算発表から株主総会までの今年の上半期のグループの流れは気になるところです。

 特にオムニチャネルに関する具体的な数字には注目していきたいと思います。

2016年3月4日金曜日

ファミマの「自販機コンビニ」にみるコンビニの未来

 ファミリーマートでは「自販機コンビニ」という主に事業所向けに自動販売機を設置する事業を行っています。いわゆる「無人コンビニ」の事業です。

 おにぎりやサンドイッチ、パン、スイーツ、飲料、菓子など約150アイテムの品揃えで、毎日商品を入れ替えるとのことです。

 毎日の管理が楽、しかも初期費用がかからないことが売りのようで、現在は首都圏を中心に1,300ヶ所を超えて設置が進んでいるとのことです。

 現在は事業所の休憩室を中心に設置しているようですが、今後のコンビニ業界において自販機のニーズは高まっていくような気がします。

 前回の記事で書いたように、自販機に人手不足を解消する役割が期待できるからです。

 現在のコンビニエンスストアがそのまま無人コンビニに変わる可能性は低いと思いますが、コンビニ営業を補完する機能として、例えば深夜時間帯だけを自販機のみの営業にするということは実現性としてはあり得る話だと思います。

 早朝から夜は有人、深夜時間帯は無人の「ハイブリッドコンビニ」の開発は可能でしょう。

 そう遠くない未来に、街で無人コンビニの姿を目にする時代が来るような気がします。

2016年3月2日水曜日

コンビニに求められる自動化の技術革新

 Googleによる自動運転技術ドローンによる配送、Pepperなどのロボット活用等、世間では最新技術を使った自動化システムの開発が進んでいます。

 自動化機械化を進めることには、運輸や介護などの分野での人手不足を解消する狙いもあるでしょう。人間に代わって機械が人や物を運んだり、介護を補助したりする技術の実用性が増しています。

 コンビニ業界での自動化・機械化についてはどのくらい進んでいるでしょうか。

 チェーンの一部で自動発注システムが導入されていますが、実用性・効果という点では賛否が分かれるところでしょう。私自身はあえて使っていませんでした。

 コンビニエンスストアの業務は多岐にわたり、その多くが人の手を要求するものばかりですが、驚くほど自動化・機械化は進んでいません。

 労働集約型産業ともいえるコンビニの経営において利益を出すためには、人時生産性を上げることが重要だと思いますが、そのために求められるものの1つが自動化・機械化の技術革新ではないでしょうか。

 新たなマシンの開発を伴ってセブンカフェが成功したように、本部が設備投資の多くをお店に利益をもたらす機械や自動システムの開発に振り向ければ、まだ広がる分野はあるような気がします。