2017年2月15日水曜日

36(サブロク)協定とは?

 最近、労働基準法がらみでコンビニの労務管理に関する話題を報道等でよく目にするようになりました。

 今回は、多くのお店で不備があると思われる36協定の締結について触れたいと思います。

 36(サブロク)協定とは労働基準法で定められている労働時間(1日8時間週40時間)を超えて労働者を働かせる場合や法定休日に働かせる場合に労働者代表と結び、労働基準監督署に届け出なければならない協定のことです。

 協定届を監督署に届け出ておけば時間外・休日労働をさせても使用者は罪に問われない効果(免罰的効力)が発生します。

 協定書の様式は各コンビニチェーンのマニュアルに掲載されているはずです。

 ここで大事な点は、協定届を監督署に出してはじめて時間外労働や休日労働をさせることができるということで、たとえ従業員と協定を結んだとしても、それを監督署に届け出ないまま働かせれば違法となることに注意が必要です。

 これに違反すれば6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金という厳しい罰則があります。

 1日8時間、週40時間を超える従業員がいない場合で労働契約で結んだ週1日の法定休日にスタッフを出勤させるケースがない場合にはこの36協定の締結・届け出は不要です。

 現在、政府が進めている「働き方改革」での長時間労働是正のテーマにおいても、36協定の中身がクローズアップされています。

 予期せぬ労務トラブルを防ぐためにも、こうした手続きはきちんと済ませておくことをおすすめします。