2020年1月5日日曜日

今年はコンビニの労務トラブル元年?

 2020年の年が明けました。

 昨年末から今年の年始を通して私が感じたことは、消費者がいかにチェーンブランドを統一的に見ているかということです。

 昨年末にかけて、コンビニの元日休業の話題がマスコミでかなり流されました。その影響からか、Twitterでは「元日は営業しているのか?という消費者からの問い合わせが来たというツイートが多く見られました。

 これは、多くの消費者にとってはフランチャイズシステムがどういうものかについてはあまり関心がなく、基本的な知識もあるわけではないことの表れでしょう。


 さて、昨年は師走に入り、最大手のコンビニチェーン本部の計算ミスによる加盟店スタッフ(時給者)の残業代未払いという前代未聞の不祥事が発生しました。

 今、国民の中には、コンビニの労務管理に対して疑いの目や厳しい目を向けている人々がいるはずです。

 この状況の中で、万一でも一部の加盟店から労務管理の不備や労働事件等が起きた場合には、その影響はチェーン全体に及ぶ恐れがあります。

 一部の加盟店で起きたことであっても、全加盟店が同じ状況なのではないかと疑いの目を向ける消費者がいても全く不思議ではありません。

 加盟店が自らを守るための努力をするだけではなく、フランチャイザーである本部が加盟店の労務管理に対してどのように管理、指導していくかが強く問われているといえるでしょう。

 このまま何も手を打たないままに進むようであれば、今年は加盟店における労務トラブル続発のリスクを抱える年になる恐れさえあるのです。