2020年3月10日火曜日

私が「コンビニ専門」の看板を下ろした理由

 私は2017年8月に社労士として開業以来、「コンビニ専門社労士」の看板を掲げてきました。

 それは、2015年秋に加盟店店長の職を辞してコンサルティング事務所を開設した当初から、「コンビニ加盟店のオーナー様支援がコンビニ業界の発展と繁栄のためには必要である」との私の信念があったからです。

 今もその気持ちに揺らぎはありません。

 ただ、Twitterで多くのフォロワーさん、特に加盟店で店長や社員として働いていらっしゃる皆さんの過酷な勤務実態を見るにつけ、従業員さんがブラックな働き方を余儀なくされている現状の改善なくしては、コンビニ業界の健全な発達はないと思うようになったのです。

 私は現在、加盟店で週に3日の夜勤アルバイトをしています。このアルバイトも3年半近く続いています。

 加盟店が置かれている厳しい現実を肌で感じれば感じるほど、私の思考はどうしても加盟店寄りに傾いたものになりがちです。

 社会保険労務士法には次のようにあります。
この法律は、社会保険労務士の制度を定めて、その業務の適正を図り、もつて労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とする。(第1条)
社会保険労務士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正な立場で、誠実にその業務を行わなければならない。(第1条の2)

 これらの条文に照らして、私の現在の発言や行動が果たして社労士法の目的に適っているものであるかを自問自答した時に、やはり反省すべき点があると感じたのです。コンビニ加盟店の実情を知れば知るほど、私には見えなくなるものがあると感じたのです。
 
  社会保険労務士という中立的な立場からコンビニ業界を客観的にみて、業界の健全な発達と従業員さんの福祉の向上のために私に何ができるかを考え、行動しなければならないという思いに至りました。

 それが、私が「コンビニ専門」の看板を下ろした理由です。

【追記】
これに伴い、ブログのタイトルを「吉塚@社労士のブログ」に変更しました。